神戸みらい学習室さんを訪問しました!

今回、「学習支援ステーションKOBE」のスタッフで 神戸みらい学習室さん を訪問しました。
神戸みらい学習室さんは神戸市西区のユニバープラザ2Fで、毎週日曜の13:30~17:00に活動しています。
この日も教室には 受講生29名、ボランティア講師23名 が集まり、活気と落ち着きが同居する、とても温かい空間が広がっていました。

専門性の高い“本気の学び”がここに

印象的だったのは、学習支援の「質」の高さ。
元大学教員の講師が高校生に大学受験レベルの数学を教えるなど、専門性を生かした支援が多数行われています。

また、一人で集中したい生徒には静かな席を用意し、質問が多いエリアでは講師を二人体制にするなど、生徒に合わせた柔軟な配置が徹底されており、「学びに最適化された環境」そのもの。

塾講師経験者は面談や個別指導など、まさに“適材適所”で力を発揮。
さらに、教材や問題集、ノートやルーズリーフなどの備品が常備されており、手ぶらで来てもすぐ学べる安心感が整っています。

つながり続ける“学びの循環”

神戸みらい学習室さんの象徴ともいえるのが、自然に生まれる「循環」。
卒業生の高校生がふらっと訪れ、後輩たちに声をかける姿があり、とても温かなコミュニティが存在しています。

キッズドアさんの難関国立大向けプログラムにも共感し、適性のある卒業生をつないでいく取り組みもされており、学びが次の学びへと広がっていく仕組みが息づいています。

別室で行われた学習後の“振り返り”は席が足りず講師が立つほどの参加率!
「今日どうだった?」と一言ずつ共有するシンプルなスタイルが、互いの学びを自然に深めていました。

みらい学習室さんの「夢ゼミ」はボランティアの大学生が主役

この日に開催された夢ゼミでははボランティアの大学生が発表していました。テーマは
「勉強をがんばったその先は?」

身近な大学生が語ってくれることで、中高生にとってはリアルなロールモデルになっていました。
同時に、発表した大学生講師自身のエンゲージメントも高まり、学ぶ側・教える側の双方にとってプラスの循環がありました。

訪問を終えて

神戸みらい学習室さんは、
「専門性の高い学び」×「安心できる環境」×「また帰ってきたくなるコミュニティ」
が両立した、まさに“みらい”へつながる場所でした。

生徒も講師も気持ちよく学べるこの空間で、これからも新しい成長がたくさん生まれることを楽しみにしています。

神戸みらい学習室の皆さん、ありがとうございました!